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東京旅行2日目
東大駒場キャンパス

学会は3日間あったのですが、
私が参加したのは2日目と最終日。
初日と2日目は本郷キャンパスでありましたが、
3日目(私の東京旅行としては2日目)は、
教養学部の学生、すなわち1・2回生が通う駒場キャンパスでした。
とは言え、これは午後の写真。
午前中に向かった先は、
上野公園内にある東京藝大の美術館。
10時の開館を目指してホテルをチェックアウト。
途中、久々に朝マックしましたが、値段が高いな、と感じました。
ソーセージエッグマフィンのセットで420円だったかな?
そういや、地域別価格が導入、つまり都市部で値上げされたのが、
一体いつのことだったか思い出せないくらい久しいので、
朝マックも然りだったのでしょう。
・・・と思って、今調べていたら、
今年の5月30日に、更なる値上げがあったんですね。
知らなかったわ。

で、品川駅のコインロッカーに荷物を預け、
山手線で上野公園に到着。
ちょっと早くついたので、だらだらと公園内を散歩。

薬師寺展

・・・のつもりが、朝からすごい人の波。
ゆっくり歩きたくても、周りに合わせて思わず早歩きになります。
何事だ?と思ったら、

薬師寺展

ああ、そうか、薬師寺展がやってたんでしたね。
みんな日光・月光のお尻を見に来たのか。

ふと見ると、その手前には別の一団が。
というか、公園内に車がいっぱい!
しかもRX-7とか8とかが見えます。
近づいてみました。

ロータリーエンジンの会@上野公園

ロータリーエンジンの会@上野公園

ロータリーエンジンの会@上野公園

ロータリーエンジンの会@上野公園

古い車もいっぱいでした。
「なんだ?オフ会か?」と思いましたが、
尋ねてみたら、ロータリーエンジンの展示とのこと。
「もう40年になります!」と説明してくださいましたが、
いまいちこの展示の主催がわからず。
帰ってから調べてみたら、こういうことだったんですね。
「ロータリーエンジン車発売40周年展」@国立科学博物館

問題が解決したところで、私の向かった美術館の話。

バウハウス展

東京藝術大学大学美術館です。
いいですね、国立の大きな大学。大きな美術館もあるし。
人口の絶対数も違うので、お金もうまく回ってるんだろうな。
例えば同じ興味を抱く人が、
人口の1パーセントいたとして、
東京の人口1300万だと13万人。
母集団を首都圏4000万人と考えると40万人。
京都市の人口140万人だと1.4万人。
京都都市圏を300万人としても3万人。
京阪神都市圏2000万人でも20万人。
場所によって観客動員数が違うのも当然ですね。
お金が回ると、大きなことが出来る。結果が出る。さらにお金が出る。
うちみたいに小さい僻地の公立芸術大学は
どうやって生き残っていけばいいんでしょうね。

えー、嘆くのはこれくらいにしておいて、
今、東京藝術大学大学美術館では、
バウハウス・デッサウ展」が開催されています。

バウハウス展

デッサウでのバウハウスに焦点をあててるとは言うものの
それについてはものすごい新見地が開かれているわけではなく、
近年の展覧会(1995年の『bauhaus1919-1933』セゾン美術館での展示や
2000年の『バウハウス・ガラスのユートピア』(宇都宮美術館、北海道立函館美術館、徳島県立近代美術館、広島県立美術館を巡回)など)と比べて、
むしろ、バウハウス以前及び同時代の動きに割かれているスペースが、
かなり大きいことの方が新しかったと思います。
同時代のものとして比較できる、結構小さめの学校も登場していたので、
バウハウスが有名すぎてその影に隠れてしまっている学校組織というのが
他にももっとたくさんあるんじゃないでしょうかね。
バウハウスも1919年の設立からもうすぐ1世紀経つというところですし、
「大きな歴史」の補完作業が必要な時期でしょう。

私の研究対象、オスカー・シュレンマーさんもバウハウスにいた人なので、
ほんのちょろっとだけなら本流の歴史にも顔を出してますが、
それは彼の活動のほんの一部であることにジレンマを感じます。
私が彼について長い時間かけて考えているのは、
大きな流れに飲み込まれて、かき消されてしまっている
実は大事な変化になり得た兆しがあったと確信しているから。
特にモダニスムは変化のスピードが速かったので、
じっくりタイプの人たちは、見落とされがちでしょう。
なので私が拾ってあげたいと思うのです。

めずらしく自分の研究に関することに触れました。
心の内をさらけ出すようで恥ずかしいから、これくらいでやめておきます。

ということで、本展覧会のカタログの話。
「この展覧会のカタログはとても分厚くて充実している!」
との前評判を聞いていたもの。

experience, dessau BAUHAUS

確かに分厚いです。
んが!B6サイズなんですけど!!!
ある意味、だまされた気分だわ。
他にも・・・
このカタログ、内容が
 ・序章
 ・チャプター1「バウハウスとその時代」
 ・チャプター2「デッサウのバウハウス」
 ・チャプター3「バウハウスの建築」
と分かれているのですが、
チャプター1の部分だけ、特に白色度が低く、マットで平滑度も低い、
ちょっと昔のイメージを喚起させる紙を使っていて、
明らかに他の部分より古くさく見せようという意図が見えます。
裏返せば、チャプター2に進んだ時に、
自然と新しい感じを抱かせるための狙いとも言えますね。
意図を持った本のデザインとしてのそういう試みは、面白いと思います。
でもね、正直、資料としては使いにくいよ!
スキャナで取り込んだら、ざらっとした感じが見えるし、
B6なので写真が小さいし、
大きいものは見開きページにまたがっているから使えないし、
分厚いから開いた状態を保てないし、
何より印刷インクが臭くて気持ち悪いし。
加えて第一版は誤植が多い。
(・・・ので買わない方が良いとまで言われたけれど、
まあ3000円だし、折角なのでこの機会に購入。)
とは言え、舞台工房がそこそこ大きく取り扱われているのは嬉しいんだな。
それでも物足りないところはいっぱいあって、正直、満足とは言えません。
まあ満足いくことをされても、今研究してる者からしてみたら困るので(笑)

そういえばこの展覧会を皮切りに、
今後、いろんなところでバウハウスネタが登場するはずです。
というのは、来年がバウハウス創立90周年だから。
皆さん是非、お出かけください。
海外でもドイツとアメリカで何やらあるらしいので。
うーん、行きたいなー。

で、バウハウス展を見終えたら、
横にある東京藝大美術館の陳列館へ。

ヨージェ・プレチニク展

緑の中に小さいレンガの建物、良い感じですね。

ヨージェ・プレチニク展

こんなのやってました。
ヨージェ・プレチニク(1872-1957)という建築家の展覧会。
ほとんどがパネルでの紹介で、ちょこっと家具が置いてありました。
バウハウスと重なる時代の建築家の展示が、
お隣でひっそりされてるところがいいですね。狙いかな?

ところでスロヴェニアと聞いても位置がすぐわかる人は少ないはず。
「スロヴェニア?」「スロヴァキア?」なんてことにもなりそうな。
なのに私は場所をちゃんと覚えていました。
正解は、スロヴェニアはイタリアの東隣なので、一応中欧です。
何故覚えているかというと、
スロヴェニアに友人がいるわけではなく、
小学校の時の夏休みの自由研究で、
世界の国旗を一つ残らず全部手描きして、
ついでに地図も描きまくったからでもなく、
実はこの間、スロヴェニア料理のお店を見つけたから!
山科の大丸に出ていた出店で、ケーキを買って帰ったのですが、
これがおいしい!
レストランの方も行ってみたいと思い、
場所の下見までしてきたところだったから。
日本で唯一のスロヴェニア料理店「ピカポロンツァ」
そんな理由で「スロヴェニア―!!!」と思っていました。
というか、その程度の知識です。

そんな、私たちにはあまり馴染みのないスロヴェニアの建築家ですが、
この方、多くの公共建築や教会建築を手がけていて、
どうやら国を代表するような方みたいです。
クラシックな装飾的傾向と、ほんの少し垣間見えるモダニスムとの葛藤。
一見すると、時代の先端には程遠い、
ちょっと田舎の国の建物に思われてしまうかもしれないけれど、
結果的に、自国のオリジナリティを失わず、
時代に流されなかったとも言えるかな。

でもこの文化的なギャップは、アルプスを挟んでいるからこそなのかな?
お隣のイタリアとの関わりはどうなんだろう?知らないなー。
南は地中海なので、交易のために栄えていてもおかしくないけれど、
なんで歴史の中心には出てこないのかな?
うーん、やっぱり知らないことだらけだなー。

とだらだらしていたら、学会の午後の部に間に合わなくなります。
急いでお昼を食べて向かおうと思い、入ったのは上野駅のPRONTO。
すぐに食べたいと思って、PRONTOに入ったのに、
注文したものが出てくるまでに25分以上かかりました。
プロント(イタリア語で「速い」の意)ちゃうやん!

おかげで、午後の部1つ遅れで最初の写真の東大駒場キャンパスに到着。
学会の内容は、うん、まあ。いろいろ。
古典的にも見える図像学の発表が、
意外にも(と言ったら図像学に失礼か?)新鮮でした。
話し方も明快&軽快だったので、
この先生の講義は聞きやすそうだな、と。

帰りの新幹線は、さすがにぐっすり寝てました。
名古屋あたりで「まだ着かないでー」と思った次の瞬間、
「まもなく京都」のアナウンス。ああ、降りなくちゃ。
と準備しながら思い返してみたら、
2日間の学会旅行にしては結構お腹いっぱいの、満足な東京旅行でした。
| つれづれにもろもろを | 23:59 | comments(2) | trackbacks(0) |
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コメント
> 加えて第一版は誤植が多い。

誤植が多い、初版刷りは後々有名になったときにプレミア感が出るので、むしろ欲しくなるのは私だけですか、そうですか。
| Nami | 2008/06/12 2:35 AM |
そうなのか、そうですね、そうかもね。
何でも手放さなかったらプレミア関係ないし。そういう欲はあんまりないかも。
で、遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございました。
| Lamm | 2008/06/12 3:07 AM |
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